第101回 平成28年11月:「11月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

私が担当する連載もあと残すところ2回となりました。学校によっては入試本番まであと2ヶ月程ですね。皆さんはお変わりなく、日々の勉強や過去問演習、そして塾の授業や模試に、と忙しい毎日を過ごされていることと思います。今回のコラムでは以前と重複してしまう内容もありますが、この時期の勉強で気をつけておきたいことについてお話しします。

11月となれば普段から過去問に取り組むことが多くなってきます。では皆さんは過去問を演習する時、しっかり時間を計っているでしょうか。本番の入試ではありませんが、普段から制限時間内でどこまで解けるのかを意識することは非常に大切です。緊張感を持って演習をすることで、志望校独特の問題形式に対する自分なりの時間配分を感覚的に学ぶことができますし、与えられた時間で最大限いい点数を取るための試合勘のようなものも養われるでしょう。その代わり制限時間をむかえたら、模範解答を見る前にどこまで時間内に解けたかどうかを明確にした上で、自力で残りの問題を解き切りましょう。時間が足りず解けなかったのか、実力不足で解けなかったのかを明らかにすることもとても重要です。

できなかった問題については十分に復習をしておきましょう。それが志望校の問題であればなおさらのことです。次は絶対に間違えないという気概のもと、覚えられるものは覚え、思いつかなかった解き方についてはしっかり理解をしてください。ケアレスミスによる間違いについてはミスが起こった原因を分析することが必要です。起こりやすいミスの種類をまとめた自分なりのノートを作ってこまめに確認することも、本番でのミスを減らすための一つの方法だと思います。

日に日に気温も下がり、どうしても体調を崩しやすくなってきます。今まで以上に体調管理を万全にして、しっかりラストスパートをかけていきましょう。

第100回 平成28年10月:「10月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

次第に秋風が感じられる季節になりましたね。入試本番の足音は徐々に大きくなってきますが、決して焦ることなく1日1日を大切に過ごすようにしましょう。今回は前回予告した通り、ケアレスミスをなくすコツについてお話しします。
 
合否を左右すると言っても過言ではないケアレスミスですが、私もこれには本当に悩まされました。「自分の中では分かっていたのに、解けていたはずなのに」という思いは無情にも採点者には伝わりません。このようなミスをしないためには何に気をつけるべきなのでしょうか。

まずはとにかく問題をよく読むことです。選択肢問題などに関しては、正しいものを選ぶべきなのか、間違っているものを選ぶべきなのか、答えはいくつ選ぶのか、細心の注意を払わなければなりません。問題文を読む際に、重要な部分に関しては丸で囲んだり線を引いたりして印象付けながら読む、といった工夫は今すぐ実践できますね。

そして、ケアレスミスの定番は計算ミスです。せっかく解き方がわかっても、答えを計算している中で知らず知らずのうちにミスをしていては元も子もありません。特に残り時間に追われ、焦る気持ちが生まれた際に起こりがちな計算ミスですが、切羽詰まった状態でいつも以上に計算を早く済ませようとしても、解き切るまでにかかる時間は大して短縮しませんし、逆に計算の精度を落としてしまうことにつながります。解ける問題をきっちり正解していくためには、計算式が一行進むごとに、指さし確認をするくらいの気持ちの余裕が必要です。

最後に気をつけなければならないことは、答えを写し間違えないことです。選んだ選択肢、求まった解答を解答用紙に書く際、無意識に間違った解答を記入していたという経験はありませんか。解答にたどりついたとしても最後まで気を抜かず、逆に気を引き締めるくらいの気持ちがちょうど良いと思います。

一時の気の緩みが命取りとなってしまいます。自分の実力を全て答案用紙に出し切るためにも、ケアレスミスには十分注意しましょう。

第99回 平成28年8月:「8月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。しっかり体調管理を行い、元気に夏を乗り切りましょう。

今は夏期講習に通っている方が多いとは思いますが、夏休みが終わると多くの模試を受けることになるはずです。前期や夏休みにしっかり勉強してきた内容がどれくらい身についているかを試す上でもってこいの場となりますので、受験まではまだ時間があるとは言え、一回一回の模試を大切に、本番の入試だと思って受けて下さいね。今回は模試を最大限活用する方法についてお話しします。

まず模試を受ける前についてです。前日や当日の朝に自分が苦手としている分野や自信がない範囲について簡単でいいので復習をしておくといいでしょう。普段のノルマの勉強もあると思うので、そこまでしっかりとした復習でなくても構いません。使い慣れたテキストやノートに目を通す程度で大丈夫です。そして模試当日はその時点で自分の持てる限りの力を発揮して、問題に挑みましょう。

さて、模試が終わりました。どうしても答えが思い出せなかった問題、全く歯が立たなかった問題など気になった問題はその日のうちに解答を見ながら復習をします。受験日から時間が経つほど、取り組んだ問題の感触を忘れてくるので、なるべく早め早めに疑問を解決しておくことが大切です。後日、自分の解答用紙が返却されたら、答案の書き方などで採点者から指摘された部分について詳しく分析をしながら復習をしましょう。私自身もそうでしたが、ケアレスミスで失点してしまうことも多いのではないでしょうか。できるはずの問題を間違えることほどもったいないことはありませんね。模試でミスをした部分については、なぜ間違えを犯してしまったのか、次から間違えないためにはどのように注意すればいいのかを、必ず自分なりに反省をしてください。

以前も簡単に触れましたが、ケアレスミスをなくすコツについては次回また詳しくお話ししたいと思います。

第98回 平成28年7月:「7月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

もうすぐ夏休みですね。夏休みは受験の天王山とも言われるほど、重要な時期にあたります。この重要な時期をいかに過ごしたかというのは今後の成績に大きく関わってきますので、一段とギアを上げて頑張っていきましょう。今月は長期休暇に是非おこなってもらいたい、今まで習った内容の総復習方法についてお話ししたいと思います。

塾に通っている皆さんは塾から各科目の要点がまとまっているような参考書やプリントを配られていることかと思います。そのような参考書を持っていない!という皆さんはこの機会にそれに準ずる参考書を購入するのがいいでしょう。ただし、ここで使ってもらいたいのは入試問題演習をするようなしっかりした問題集ではなくて、一問一答形式で自分の知識の定着を図るための参考書です。

まずこのような教材を使って、習ったことのうち何を覚えていて、何を忘れてしまっているのかをはっきりさせましょう。忘れていた部分については蛍光ペンなどでチェックなどを入れておくことが大切です。うろ覚えで何とか答えを思いだした、といった部分についても一応チェックを入れておきます。

勉強はやりっぱなしが一番いけません。チェックがついた部分については次の日に覚えているか解き直しをしてみます。それでも覚えてなかったらまた違う色でチェックをする、といった具合で全部内容を覚えているという状態まで解き直しを続けてください。この地道な努力は夏休み明けにはっきりと結果として表れますし、全てを覚えきったという達成感は何事にもかえがたいものです。

長期休暇はまとまった勉強時間が取りやすいという一方で、毎日の生活が単調になりがちです。しかし努力は決して裏切りません。合格は、頑張る皆さんのもとへ確実に近づいています。

第97回 平成28年6月:「6月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

お久しぶりです。前のコラムから時間が空きましたが、その間少しずつ新しい単元の内容を自分のものにすることができていますか?わからないところはその都度解決し、しっかり復習できていますか?普段からの習慣づけというのは難しいですが、早く好循環に乗せられるよう日々の生活を工夫しましょう。

どうやって日々の生活のリズムを組み立てていけばいいのだろう?と悩んでいる人は、自分の今までの勉強量とさらにそれに加えて勉強しなければいけないことの両方を考えながら、適切な計画を立てるところから始めてみてください。

計画の立て方ですが、まず日々の決まった予定(食事、学校など)1週間分をタイムテーブル上に書き出してみます。すると勉強に費やせるのは「どの曜日のどの時間なのか」はっきりわかるようになるでしょう。そしてそれぞれの空き時間に勉強すべきことを割り振っていきます。具体的に「この時間は前の日の塾の復習をする」と決めてもいいですし、「算数の問題集に取り組んだり、復習をしたりする」と科目ごとに時間を割り振っても構いません。何より重要なのは「予定が入っていない時間は全て勉強してやるぞ!」というくらいの強い意気込みです。

一点注意ですが、全ての空き時間に勉強の予定を入れることはやめておきましょう。予定外の宿題が出されたり、どうしても復習が終わらなかったりすることはよくありますし、びっちりと埋まった計画を目の前に予定通りのノルマが達成できなくなってくると、次第に計画をこなしていくやる気がなくなってしまいます。そこで提案ですが、土日のうちどちらかの日は勉強の予備日としておくのはどうでしょうか。予定から遅れた分をこなす時間をあらかじめ確保しておくという作戦です。

予備日も含め計画をしっかり立てても、それがあまりにも無謀なものであれば実行できません。現実に即して、かつ理想に近い計画が作成できれば御の字です。

第96回 平成28年4月-2:「4月の勉強法-②」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

今回でちょうど1年間の折り返しとなります本コラムですが、今まで様々な勉強のコツを連載してきました。今回は題名にある通りの「勉強法」とは少し趣向が変わりますが、勉強に対する姿勢についてお話しします。

受験生の皆さんは普段からとても忙しい毎日を送っていると思います。日中は学校に行って、放課後には塾に通い、空いている時間は予習・復習をする、といった生活をしている人も多いと思います。毎日同じような生活の繰り返しだと時には勉強へのやる気がなかなか出ないということもあるでしょう。そんな時に集中して机に向かえるようにするためにはどうしたら良いでしょうか。

集中力というのは永遠には続かないものです。集中力が下がってくると勉強へのやる気も低下してしまいます。ですから勉強時間を区切って、定期的に休憩を入れるという方法はおすすめです。「1時間集中したら10分休憩する」といった具合に、勉強する時間帯と息抜きする時間を別々に設けてしまうことで、メリハリをつけて机に向かうことができます。自分に合った時間の区切り方を考えるのが良いでしょう。もちろん休憩時間が長すぎるのはいけませんが、休憩時間には思い切って勉強から離れてリラックスしてください。10分くらい仮眠するのもよし、体操するのもよし。自分の身体を集中態勢から一気に解放してあげることが重要です。

集中力うんぬんの前に、机に向かう気がなかなか出ないという人もいるかもしれませんね。そんな人におすすめなのは「とりあえず5分だけ机に向かってみる」ことです。5分間であれば机に向かうハードルは比較的低いですし、5分間集中できれば、流れでそのまま自分の勉強に入っていけることが多いです。是非実践してみてください。

第95回 平成28年4月-1:「4月の勉強法-①」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

桜も咲き、ようやく新学年という実感がわいてきたと思います。このような桜の季節に志望校の入学式を迎え、中学生活を始めている自分をイメージして勉強のモチベーションにしてみてくださいね。自分の目標とする将来を思い浮かべて、そのイメージが具体的であればあるほど、目標は現実になりやすいということも言われているくらいです。

本題に戻ります。今回のコラムでは、普段の勉強において欠かせない「復習」についてお話しします。「勉強したことはすぐに復習をしよう」ということは皆さんも知っているとは思いますが、習ったその日のうちに復習を終えられている人やカリキュラムのペースにしっかりと復習が追いついている人は少ないのではないでしょうか?

「復習をすること」による利点は2つあると考えています。1つ目は、特に先生から習ったことに言えることですが、本当にそのことを自分が理解しているか確認できるという点があります。先生に教わったその場では納得したはずだったのに、後で自分なりに考えてみるとわからなくなってしまったという経験はありませんか?そこで生きてくるのが復習です。習ってすぐに復習することで先生に教わったことも思い出しやすく、わからない部分がより明確になるので、質問もしやすいでしょう。2つ目は、記憶に定着しやすいという点です。前回のコラムでもお話ししましたが、習ったことや勉強したことを覚えるためには、何度も反復して暗記したり、その内容に触れたりする必要があります。そのためにはなるべく早く復習をしてしまうことも重要でしょう。

習ってから復習までの時間は短ければ短い方が、復習がしやすくなります。また復習する内容を少なく抑えるためには、予習をし、集中して授業を聞くといったことも効果的です。自分なりのペースを掴み、「予習・授業・復習」のサイクルを効率よく回せるようになることが理想ですよ。

第94回 平成28年3月-2:「3月の勉強法-②」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科3年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

本コラムで「普段の勉強のコツ」についてお話しするのも今回で3回目になりました。前回、普段からの疑問はその都度解決し、内容を覚えておくようにしようとお伝えしましたが、皆さんの中には「疑問についてその都度調べて理解するのはわかったけれど、なかなか覚えられない」と思っている方もいるかもしれません。ここで、暗記のコツのようなものをお教えしましょう。

暗記の第1のコツ、それは兎にも角にも反復することです。覚えたことは時間と共に忘れていくものなので、最初に暗記をした日の次の日、そのまた次の日・・・いうように何度も自分の中に知識が定着するまで暗記事項をしっかり覚えているかのチェックを繰り返しましょう(ちなみに夜に頑張って暗記をすると、寝ている間に記憶が定着しやすいという話は有名です)。また一度覚えたものでも、長時間触れないでいるといつの間にか記憶が薄れてしまうので、定期的に知識の確認をするようにするといいですね。

第2のコツとしては、五感を使って覚えるというものがあります。暗記をする際には覚えたいことを「ただながめる」だけでなく、「声に出す」「紙に何度も書く」と言った工夫をすると覚えやすいです。

そして第3のコツですが、暗記したことを他人に話して教えるという方法があります。自分がしっかり理解をしていないと人に教えることはできませんし、話すことは自分の頭の中を整理することにもつながるので、記憶を定着させるためにはうってつけの方法です。勉強した内容を友達と教えあうのもいいかもしれませんね。

私もいつも暗記には苦労していますが、誰にとっても暗記は辛く、苦しいものです。楽な方法はありません。皆さんも早い段階で自分なりの暗記方法を見つけ、少しでも楽しく勉強できるように工夫していくと良いと思います。

第93回 平成28年3月-1:「3月の勉強法-①」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科3年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

少しずつ春の息吹が感じられるようになってきましたね。塾に通っている皆さんの中には新学年になってから、ちょうど1ヶ月経ったという人も多いと思います。新しいカリキュラムのペースには慣れてきましたか?今回のコラムでは前回に引き続き、普段の勉強で心がけておくと良い点についてお伝えしようと思います。

皆さんは勉強をしている時に知らない内容やわからない内容に出くわすことがあると思います。もちろん勉強をしている時でなくても、例えば、家族や友達と話している時、テレビのニュースを見ている時にも疑問がわくことがあるでしょう。そんな時にどうしていますか?「この内容はまだ習ってないし、難しそうだから、まだいいや」「なんか授業で聞いたことのある気がするけど、忘れちゃったし…」とそのまま受け流してしまってはいないでしょうか?

机に座っている時にしか勉強をしてはいけない、という決まりはありません。机に座って勉強するということはもちろん重要ですが、それ以外の時間に疑問が生まれた時に、その都度しっかり自分で調べて理解し、印象付けて記憶しようとする習慣がとても大切です。理由は3つあります。まず、受験本番までの時間が限られている中で、少しでも多くの知識を身につけるため。次に、普段から多くの情報に対してアンテナを張ることで、より多方面へ興味がわくようになり理解力が上がるため。そして最後が、疑問が浮かんだ時のエピソードと結びつけて記憶することで、机に向かって頑張って暗記に励んでいる時よりも知識が定着しやすいためです。

「千里の道も一歩から」という言葉の通り、普段からの心がけは時間をかけて身を結んでくるものです。疑問点をいったん放置し、あとで復習しようとすることは勉強の負担を後に延ばしてしまっていることに他なりません。日常のあらゆる場面から学び、その場で疑問を解決するという姿勢を是非大切にしてください。

第92回 平成28年2月-2:「2月の勉強法-②」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科3年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

前回のコラムでは、受験までの1年間の流れを簡単にお話ししました。来たる受験に向けて普段の勉強にも熱が入ってきたことと思います。今回はそんな普段の勉強で注意しておくと良い点についてお伝えします。

特に新しい分野を勉強する時のことです。新しく出てきた内容については、その都度理解をしようと努力しましょう。例えば算数を勉強するときに解法を丸暗記するだけで勉強を終えてしまう人がいますが、それでは応用問題が解けなくなってしまう場合があります。新しい単元に入るとその単元に独特の考え方が多く出てきますし、それを一々理解するのは骨が折れると思います。しかし「一度自分なりに理解をした」という頭を使った経験が、問題演習をする際にも生きてきます。新しい分野の勉強に入ったら、「この分野ではどのような内容が扱われているのかな?」「例題で出てきた解き方はどのようなことを意味しているのだろう?」と考える習慣をつけることをオススメします。もちろん最初は難しいと思いますが、自分でわかるところまで理解をしようとする姿勢がとても大切です。なお、自分で理解できなかった部分については、その都度先生や周りの人に聞いて解決するようにしましょう。

では、難しくてどうしても内容の理解ができない場合はどうしたら良いでしょうか。その時には思い切って単元の内容や例題の解法を丸暗記してしまいましょう。そして問題演習をしてみます。演習を積み重ねることで理解が進んでくることがあるので、その段階で当時わからなかった部分に改めて立ち返ってみましょう。これを繰り返すことで、入試問題に対してもしっかり対応できるような確かな実力がついていくはずです。

普段の勉強の時から「常に自分の頭を使って考える」という習慣を大切にしてくださいね。