第104回 平成28年1月-2:「1月の勉強法-②」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:桑原 直杜
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:国立筑波大学附属駒場高校
出身中学校名:世田谷区立船橋中学校

いよいよ受験が差し迫り、がむしゃらに目指していた目標が目の前に現れて、焦りを感じ始める時期でしょう。改めて受験の存在を肌に感じると、今までやってきたことが正しかったのか、このままで大丈夫なのか、などと考え始めて不安に駆られる方も多いかと思います。そこで、受験直前期にやっておくべきことについて書きたいと思います。

まずは受験当日の自分をシミュレーションしてみましょう。どんな人でも初めてのことは緊張してしまいますが、このように予行演習しておくことで平常心を保ち普段の実力を発揮できるかと思います。何時に起きて、何時に家を出発して、休憩時間には何をするかなどについて、できるだけ具体的に考えてみてください。そして、時間さえ許せば、受験当日に第一志望の学校へ行くルートとその移動にかかる時間を確かめながら訪問してみましょう。そこに通う自分を想像してみてモチベーションを高めるのもいいでしょう。

次に、受験当日に向けた習慣をつくることをお勧めいたします。受験は午前の早い時間から始まります。普段エンジンがかかり始めるのが夕方だったりすると受験当日にベストパフォーマンスは出せないでしょう。試験時間をきちんと把握してその時間に普段の演習などを行い、脳のリズムを整えておきましょう。起床時間についても同じです。脳が活性化するには起きてから数時間が必要です。それを逆算してこの時期から受験当日と同じ時間に起きる習慣づけをしていきましょう。

緊張などで全力を発揮できなければ、いままでの努力が水の泡となってしまいます。そのようなことを避けるために万全の状態で受験当日を迎えられるようにしましょう。今回は以上になります。ここに書いたことが皆様の合格につながれば幸いです。

第103回 平成28年1月-1:「1月の勉強法-①」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:桑原 直杜
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:国立筑波大学附属駒場高校
出身中学校名:世田谷区立船橋中学校

あけましておめでとうございます。あと一ヶ月先に迫った入試本番に向けての準備は万全でしょうか。お正月休みはどう過ごされましたか。ラストスパートに備えて休息を取った方、休まずにコツコツと勉強を進めた方、いろいろいらっしゃるかと思いますが、どのように過ごされたにせよ、これからはより一層気合いを入れて勉強されることと思います。そのような勉強を頑張ろうとしている方々にお伝えしたいことがいくつかあります。

まずは何よりも体調管理をしっかりとしてください。勉強時間に比例してストレスも増え、体調を崩しやすくなってきます。この時期に風邪などを引いて勉強から遠ざかってしまうと、勉強のリズムが崩れて実際に病気で寝ていた日数よりも多くの時間が失われてしいます。また、何よりもモチベーションが切れてしまうことも懸念されます。外出の際のマスクの着用やこまめな手洗いなど頑張れるところはしっかりしましょう(正しい手洗いで菌がかなり落ちることは医学的にも証明されています!)。

少し具体的な話になりますが、次に伝えたいのは“まちがえノート”を作ってほしいということです。この時期には大体の範囲を終えて最終確認に入っている方も多いと思いますが、全てが完璧になっている方は少ないはずです。演習を重ねていくにつれて忘れていた基本事項や重要な新知識が出てくることや、算数や理科などで自分がよくする計算ミスや忘れやすい公式なども見つかるでしょう。そういった知識やミスを一つのノートにまとめて空いた時間に復習するようにすると大変効果的です。全範囲を復習し、かつ、ある程度知識が完成されているこの時期に新たな一冊のノートを作ることで最終確認にふさわしい分量と内容を兼ね備えたものになることでしょう。是非お試しください。

今回は以上になります。体調管理をしっかりして残りの時間を精一杯活用しましょう。

第102回 平成28年12月:「12月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

早いもので本年ももう少しで終わりです。私の連載も今回が最後となりますので、1年間頑張ってきた皆さんに送るメッセージとして、気持ちの面におけるアドバイスをさせてください。

受験勉強を開始した当初、皆さんは入試本番をかなり先に想像したのではないでしょうか。時の流れは早いもので、第一志望の学校の入試日が近づくにつれ、だんだん焦りが出てくる人もいるでしょう。ここで考えてみてください。今までどれだけの勉強を重ねてきたでしょうか。どれほど多くのテストを受けてきたでしょうか。使ったテキスト、ノートの数を思い起こしてください。学校から帰ればすぐ塾に向かうという生活の繰り返しで、受験をしない友達に比べて我慢したことも多かったかもしれません。あまり実感できないかもしれませんが、皆さんはその分だけ確実に過去の自分よりも成長しているはずです。努力は嘘をつかないと言いますし、今までの努力に対して誇りを持ってください。これからの時期、言いようもない不安に襲われることもあるかと思います。そのような時こそ今までの日々を思い出して自分を奮い立たせましょう。本来の実力が発揮できれば絶対に合格は手にできます。

年明けからは受験が本格的に始まります。しかしそんな中で受験校一校の入試が終わるごとに結果に一喜一憂することはありません。結果については全ての受験が終わってから思う存分感慨にひたることにして、『今自分にできることは何か』ということだけを考えましょう。これまで通り弱点の克服に努め、最後まであがき続けてください。

ここまで来れば最後は気持ちの勝負です。合格したいという気持ちが強ければ強いほど、自分のもとまで合格は近づいてきます。皆さんが希望の学校で楽しい中学校生活をスタートできることを祈って。

第101回 平成28年11月:「11月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

私が担当する連載もあと残すところ2回となりました。学校によっては入試本番まであと2ヶ月程ですね。皆さんはお変わりなく、日々の勉強や過去問演習、そして塾の授業や模試に、と忙しい毎日を過ごされていることと思います。今回のコラムでは以前と重複してしまう内容もありますが、この時期の勉強で気をつけておきたいことについてお話しします。

11月となれば普段から過去問に取り組むことが多くなってきます。では皆さんは過去問を演習する時、しっかり時間を計っているでしょうか。本番の入試ではありませんが、普段から制限時間内でどこまで解けるのかを意識することは非常に大切です。緊張感を持って演習をすることで、志望校独特の問題形式に対する自分なりの時間配分を感覚的に学ぶことができますし、与えられた時間で最大限いい点数を取るための試合勘のようなものも養われるでしょう。その代わり制限時間をむかえたら、模範解答を見る前にどこまで時間内に解けたかどうかを明確にした上で、自力で残りの問題を解き切りましょう。時間が足りず解けなかったのか、実力不足で解けなかったのかを明らかにすることもとても重要です。

できなかった問題については十分に復習をしておきましょう。それが志望校の問題であればなおさらのことです。次は絶対に間違えないという気概のもと、覚えられるものは覚え、思いつかなかった解き方についてはしっかり理解をしてください。ケアレスミスによる間違いについてはミスが起こった原因を分析することが必要です。起こりやすいミスの種類をまとめた自分なりのノートを作ってこまめに確認することも、本番でのミスを減らすための一つの方法だと思います。

日に日に気温も下がり、どうしても体調を崩しやすくなってきます。今まで以上に体調管理を万全にして、しっかりラストスパートをかけていきましょう。

第100回 平成28年10月:「10月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

次第に秋風が感じられる季節になりましたね。入試本番の足音は徐々に大きくなってきますが、決して焦ることなく1日1日を大切に過ごすようにしましょう。今回は前回予告した通り、ケアレスミスをなくすコツについてお話しします。
 
合否を左右すると言っても過言ではないケアレスミスですが、私もこれには本当に悩まされました。「自分の中では分かっていたのに、解けていたはずなのに」という思いは無情にも採点者には伝わりません。このようなミスをしないためには何に気をつけるべきなのでしょうか。

まずはとにかく問題をよく読むことです。選択肢問題などに関しては、正しいものを選ぶべきなのか、間違っているものを選ぶべきなのか、答えはいくつ選ぶのか、細心の注意を払わなければなりません。問題文を読む際に、重要な部分に関しては丸で囲んだり線を引いたりして印象付けながら読む、といった工夫は今すぐ実践できますね。

そして、ケアレスミスの定番は計算ミスです。せっかく解き方がわかっても、答えを計算している中で知らず知らずのうちにミスをしていては元も子もありません。特に残り時間に追われ、焦る気持ちが生まれた際に起こりがちな計算ミスですが、切羽詰まった状態でいつも以上に計算を早く済ませようとしても、解き切るまでにかかる時間は大して短縮しませんし、逆に計算の精度を落としてしまうことにつながります。解ける問題をきっちり正解していくためには、計算式が一行進むごとに、指さし確認をするくらいの気持ちの余裕が必要です。

最後に気をつけなければならないことは、答えを写し間違えないことです。選んだ選択肢、求まった解答を解答用紙に書く際、無意識に間違った解答を記入していたという経験はありませんか。解答にたどりついたとしても最後まで気を抜かず、逆に気を引き締めるくらいの気持ちがちょうど良いと思います。

一時の気の緩みが命取りとなってしまいます。自分の実力を全て答案用紙に出し切るためにも、ケアレスミスには十分注意しましょう。

第99回 平成28年8月:「8月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。しっかり体調管理を行い、元気に夏を乗り切りましょう。

今は夏期講習に通っている方が多いとは思いますが、夏休みが終わると多くの模試を受けることになるはずです。前期や夏休みにしっかり勉強してきた内容がどれくらい身についているかを試す上でもってこいの場となりますので、受験まではまだ時間があるとは言え、一回一回の模試を大切に、本番の入試だと思って受けて下さいね。今回は模試を最大限活用する方法についてお話しします。

まず模試を受ける前についてです。前日や当日の朝に自分が苦手としている分野や自信がない範囲について簡単でいいので復習をしておくといいでしょう。普段のノルマの勉強もあると思うので、そこまでしっかりとした復習でなくても構いません。使い慣れたテキストやノートに目を通す程度で大丈夫です。そして模試当日はその時点で自分の持てる限りの力を発揮して、問題に挑みましょう。

さて、模試が終わりました。どうしても答えが思い出せなかった問題、全く歯が立たなかった問題など気になった問題はその日のうちに解答を見ながら復習をします。受験日から時間が経つほど、取り組んだ問題の感触を忘れてくるので、なるべく早め早めに疑問を解決しておくことが大切です。後日、自分の解答用紙が返却されたら、答案の書き方などで採点者から指摘された部分について詳しく分析をしながら復習をしましょう。私自身もそうでしたが、ケアレスミスで失点してしまうことも多いのではないでしょうか。できるはずの問題を間違えることほどもったいないことはありませんね。模試でミスをした部分については、なぜ間違えを犯してしまったのか、次から間違えないためにはどのように注意すればいいのかを、必ず自分なりに反省をしてください。

以前も簡単に触れましたが、ケアレスミスをなくすコツについては次回また詳しくお話ししたいと思います。

第98回 平成28年7月:「7月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

もうすぐ夏休みですね。夏休みは受験の天王山とも言われるほど、重要な時期にあたります。この重要な時期をいかに過ごしたかというのは今後の成績に大きく関わってきますので、一段とギアを上げて頑張っていきましょう。今月は長期休暇に是非おこなってもらいたい、今まで習った内容の総復習方法についてお話ししたいと思います。

塾に通っている皆さんは塾から各科目の要点がまとまっているような参考書やプリントを配られていることかと思います。そのような参考書を持っていない!という皆さんはこの機会にそれに準ずる参考書を購入するのがいいでしょう。ただし、ここで使ってもらいたいのは入試問題演習をするようなしっかりした問題集ではなくて、一問一答形式で自分の知識の定着を図るための参考書です。

まずこのような教材を使って、習ったことのうち何を覚えていて、何を忘れてしまっているのかをはっきりさせましょう。忘れていた部分については蛍光ペンなどでチェックなどを入れておくことが大切です。うろ覚えで何とか答えを思いだした、といった部分についても一応チェックを入れておきます。

勉強はやりっぱなしが一番いけません。チェックがついた部分については次の日に覚えているか解き直しをしてみます。それでも覚えてなかったらまた違う色でチェックをする、といった具合で全部内容を覚えているという状態まで解き直しを続けてください。この地道な努力は夏休み明けにはっきりと結果として表れますし、全てを覚えきったという達成感は何事にもかえがたいものです。

長期休暇はまとまった勉強時間が取りやすいという一方で、毎日の生活が単調になりがちです。しかし努力は決して裏切りません。合格は、頑張る皆さんのもとへ確実に近づいています。

第97回 平成28年6月:「6月の勉強法」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

お久しぶりです。前のコラムから時間が空きましたが、その間少しずつ新しい単元の内容を自分のものにすることができていますか?わからないところはその都度解決し、しっかり復習できていますか?普段からの習慣づけというのは難しいですが、早く好循環に乗せられるよう日々の生活を工夫しましょう。

どうやって日々の生活のリズムを組み立てていけばいいのだろう?と悩んでいる人は、自分の今までの勉強量とさらにそれに加えて勉強しなければいけないことの両方を考えながら、適切な計画を立てるところから始めてみてください。

計画の立て方ですが、まず日々の決まった予定(食事、学校など)1週間分をタイムテーブル上に書き出してみます。すると勉強に費やせるのは「どの曜日のどの時間なのか」はっきりわかるようになるでしょう。そしてそれぞれの空き時間に勉強すべきことを割り振っていきます。具体的に「この時間は前の日の塾の復習をする」と決めてもいいですし、「算数の問題集に取り組んだり、復習をしたりする」と科目ごとに時間を割り振っても構いません。何より重要なのは「予定が入っていない時間は全て勉強してやるぞ!」というくらいの強い意気込みです。

一点注意ですが、全ての空き時間に勉強の予定を入れることはやめておきましょう。予定外の宿題が出されたり、どうしても復習が終わらなかったりすることはよくありますし、びっちりと埋まった計画を目の前に予定通りのノルマが達成できなくなってくると、次第に計画をこなしていくやる気がなくなってしまいます。そこで提案ですが、土日のうちどちらかの日は勉強の予備日としておくのはどうでしょうか。予定から遅れた分をこなす時間をあらかじめ確保しておくという作戦です。

予備日も含め計画をしっかり立てても、それがあまりにも無謀なものであれば実行できません。現実に即して、かつ理想に近い計画が作成できれば御の字です。

第96回 平成28年4月-2:「4月の勉強法-②」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

今回でちょうど1年間の折り返しとなります本コラムですが、今まで様々な勉強のコツを連載してきました。今回は題名にある通りの「勉強法」とは少し趣向が変わりますが、勉強に対する姿勢についてお話しします。

受験生の皆さんは普段からとても忙しい毎日を送っていると思います。日中は学校に行って、放課後には塾に通い、空いている時間は予習・復習をする、といった生活をしている人も多いと思います。毎日同じような生活の繰り返しだと時には勉強へのやる気がなかなか出ないということもあるでしょう。そんな時に集中して机に向かえるようにするためにはどうしたら良いでしょうか。

集中力というのは永遠には続かないものです。集中力が下がってくると勉強へのやる気も低下してしまいます。ですから勉強時間を区切って、定期的に休憩を入れるという方法はおすすめです。「1時間集中したら10分休憩する」といった具合に、勉強する時間帯と息抜きする時間を別々に設けてしまうことで、メリハリをつけて机に向かうことができます。自分に合った時間の区切り方を考えるのが良いでしょう。もちろん休憩時間が長すぎるのはいけませんが、休憩時間には思い切って勉強から離れてリラックスしてください。10分くらい仮眠するのもよし、体操するのもよし。自分の身体を集中態勢から一気に解放してあげることが重要です。

集中力うんぬんの前に、机に向かう気がなかなか出ないという人もいるかもしれませんね。そんな人におすすめなのは「とりあえず5分だけ机に向かってみる」ことです。5分間であれば机に向かうハードルは比較的低いですし、5分間集中できれば、流れでそのまま自分の勉強に入っていけることが多いです。是非実践してみてください。

第95回 平成28年4月-1:「4月の勉強法-①」

東大螢雪会 朝日小学生新聞掲載
中学受験のためのコラム
(担当)東大螢雪会 学生講師

氏名:大沢 樹輝
現在の所属名:東京大学医学部医学科4年
出身高校名:私立開成高校
出身中学校名:私立開成中学校

桜も咲き、ようやく新学年という実感がわいてきたと思います。このような桜の季節に志望校の入学式を迎え、中学生活を始めている自分をイメージして勉強のモチベーションにしてみてくださいね。自分の目標とする将来を思い浮かべて、そのイメージが具体的であればあるほど、目標は現実になりやすいということも言われているくらいです。

本題に戻ります。今回のコラムでは、普段の勉強において欠かせない「復習」についてお話しします。「勉強したことはすぐに復習をしよう」ということは皆さんも知っているとは思いますが、習ったその日のうちに復習を終えられている人やカリキュラムのペースにしっかりと復習が追いついている人は少ないのではないでしょうか?

「復習をすること」による利点は2つあると考えています。1つ目は、特に先生から習ったことに言えることですが、本当にそのことを自分が理解しているか確認できるという点があります。先生に教わったその場では納得したはずだったのに、後で自分なりに考えてみるとわからなくなってしまったという経験はありませんか?そこで生きてくるのが復習です。習ってすぐに復習することで先生に教わったことも思い出しやすく、わからない部分がより明確になるので、質問もしやすいでしょう。2つ目は、記憶に定着しやすいという点です。前回のコラムでもお話ししましたが、習ったことや勉強したことを覚えるためには、何度も反復して暗記したり、その内容に触れたりする必要があります。そのためにはなるべく早く復習をしてしまうことも重要でしょう。

習ってから復習までの時間は短ければ短い方が、復習がしやすくなります。また復習する内容を少なく抑えるためには、予習をし、集中して授業を聞くといったことも効果的です。自分なりのペースを掴み、「予習・授業・復習」のサイクルを効率よく回せるようになることが理想ですよ。